【名古屋 円頓寺商店街】地元民が教えるおすすめグルメ13選。周辺の四間道エリアも解説

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名古屋駅から徒歩圏内にある「円頓寺商店街」。どこか懐かしく、温かい雰囲気が漂うこの商店街は、400年以上の歴史を持つ名古屋で最も古い商店街の一つです。最盛期には名古屋の三大商店街として名を馳せ、多くの人で賑わっていました。

時代の流れと共に、大型商業施設の進出や郊外型のショッピングモールの影響を受け、一時はシャッター商店街と化してしまった円頓寺商店街。しかし、地域住民やボランティアの熱意によって、再び活気を取り戻しつつあります。

この記事では、地元に住む編集部員が円頓寺商店街の歴史や見どころ、そして復活劇を支えた人々の想いに迫ります。さらに、商店街周辺で堪能できる絶品グルメ情報も満載!ノスタルジックな雰囲気の中でお腹も心も満たされる、そんな円頓寺商店街の魅力を再発見してみませんか?

お急ぎでお店をお探しの方は、記事の後半部分に私のオススメのお店の紹介がありますので、そちらまで飛ばしてお読みください。

【エリア別】円頓寺商店街 周辺のおすすめグルメ情報!

円頓寺商店街へのアクセス

円頓寺商店街は名古屋駅から徒歩15分程度の場所にあります。公共交通機関を利用する場合は、地下鉄が便利です。地下鉄桜通線「国際センター」駅下車、2番出口より北へ徒歩8分、または地下鉄桜通線・鶴舞線「丸の内」駅下車、8番出口より西へ徒歩8分で到着します。

市バスを利用する場合は、「国際センター」バス停下車が便利です。名駅12 号系統を利用する場合は「円頓寺南」下車、北へ徒歩1分。幹名駅1系統・名駅14系統を利用する場合は「愛知県図書館」下車、南西へ徒歩5分です。
名古屋観光ルートバス「メーグル」も利用できます。「四間道」下車、南西へ徒歩5分で到着します。

車でアクセスする場合は、名古屋高速「丸の内」出口から約5分です。出口から直進し、「日銀前」交差点を右折して桜通を名古屋駅方面に向かい、「桜橋東」交差点手前で右折し直進、「五条橋東」交差点で左折し、2本目を右折すると名鉄協商パーキング那古野1丁目 (有料)があります。

円頓寺商店街の歴史を紐解く – 江戸時代から続く賑わいの歴史

長久山圓頓寺
長久山圓頓寺(筆者撮影)

円頓寺商店街の歴史は、今から約400年前の江戸時代初期に遡ります。1610年、徳家康は天下統一の礎を築くため、尾張国清洲から名古屋へ城を移す「清洲越し」を行いました。この時、清洲で商売を営んでいた商人たちも名古屋へと移り住み、現在の円頓寺商店街周辺に店を構えたのが始まりと言われています。

商店街の名前の由来となっているのは、1612年に建立された長久山圓頓寺。この寺院は清洲越しに伴い、現在の場所に移転してきました。門前町として発展した円頓寺商店街は、参拝客や旅行者で賑わいを見せ、名古屋を代表する商業の中心地として栄えていきました。

明治時代に入ると、交通インフラの整備が進むとともに円頓寺商店街はさらなる発展を遂げます。名古屋駅からほど近い場所に位置していたため、鉄道を利用した人々が多く訪れるようになり、商業都市として発展を続ける名古屋の経済を支える重要な役割を担いました。

昭和の活気を取り戻せ!円頓寺商店街 復活劇の裏側に迫る

高度経済成長期には、円頓寺商店街は名古屋を代表する三大商店街の一つとして、多くの人で賑わいを見せていました。しかし、時代の流れとともに郊外型ショッピングモールの進出や消費スタイルの変化などの影響を受け、次第に客足は遠のき、多くの店舗がシャッターを下ろすように。

そんな円頓寺商店街に転機が訪れたのは、2000年代初頭のこと。地元住民や商店街の関係者、そしてボランティアたちの熱意によって、商店街の再生に向けた取り組みが本格的に始動しました。

その中心人物として活躍したのが、建築家の市原正人氏です。市原氏は、商店街の空き店舗対策プロジェクト「ナゴノダナバンク」を立ち上げ、独自の方法で店舗の再生に取り組みました。

従来の空き店舗対策は、空き店舗情報をリスト化して公開するだけというケースがほとんどでした。しかし、市原氏は「ただ空き店舗を埋めるだけでは意味がない」と考え、出店希望者と時間をかけて対話を重ね、その場所の個性を生かした魅力的な店舗づくりを提案していきました。

さらに、市原氏は商店街の持つ歴史的な景観を活かしながら、古い建物のリノベーションにも積極的に取り組みました。その結果、円頓寺商店街は、昔ながらの懐かしい雰囲気を残しつつ、新しい魅力が加わった、他に類を見ない個性的な商店街へと生まれ変わっていきました。

レトロな雰囲気漂う商店街でノスタルジックなひとときを

円頓寺商店街の魅力は、なんといってもそのレトロな雰囲気。アーケードに一歩足を踏み入れると、昭和の面影を残す懐かしい風景が広がっています。昔ながらの商店が軒を連ね、店主との温かい交流を楽しむことができます。

商店街には、歴史を感じさせる古い建物も数多く残されています。中でも、江戸時代から続く老舗和菓子店や、明治時代に建てられた蔵を改装したおしゃれなカフェなど、歴史と現代が融合した独特な空間が魅力です。

また、円頓寺商店街では、年間を通して様々なイベントが開催されています。毎年7月に行われる「円頓寺七夕祭り」は、商店街全体が色とりどりの七夕飾りで彩られ、多くの人で賑わいます。

さらに、近年人気を集めているのが「円頓寺 秋のパリ祭」。これは、円頓寺商店街を会場に、フランスの文化や食を楽しめるイベントです。おしゃれな雑貨店やカフェが軒を連ね、まるでフランスのパリのような雰囲気を楽しむことができます。

【エリア別】円頓寺商店街 周辺のおすすめグルメ情報!

円頓寺商店街とその周辺には、魅力的な飲食店が数多く軒を連ねています。昔ながらの老舗店から、近年オープンしたおしゃれなお店まで、バラエティ豊かなグルメスポットが目白押しです。

ここでは、エリア別に円頓寺商店街周辺のおすすめグルメ情報をご紹介します。

円頓寺商店街エリア

イタリアンバール ARANCIA(アランチャ)

イタリアンバール ARANCIA(アランチャ)
イタリアンバール ARANCIA(筆者撮影)

円頓寺商店街にある「イタリアンバール ARANCIA(アランチャ)」は、レトロな街並みに溶け込む素敵な外観が印象的なイタリアンバル。

人気メニューはオムライスと鉄板ナポリタン。特に「ふわふわまゆ包みオムライス」は、ボリューム満点で880円とコスパ抜群です。パスタやピザも絶品で、「愛知サラダ飯」活動の一環で新鮮な地元野菜もたっぷり。

店員さんとの温かいコミュニケーションも魅力の一つ。常連さんも多く、まさに地元に愛されるお店です。リーズナブルな価格で本格イタリアンが楽しめる上、アットホームな雰囲気も味わえる。円頓寺エリアを訪れたら、ぜひ立ち寄ってみてください。

住所:愛知県名古屋市西区那古野2丁目10-10
営業時間:11:30~14:00、17:30~22:30
定休日:日曜日・祝日の月曜日

オキナワ食堂 ばるやパーラー

オキナワ食堂 ばるやパーラー(筆者撮影)

円頓寺商店街の外れにある「オキナワ食堂 ばるやパーラー」は、名古屋にいながら沖縄の雰囲気を楽しめる、ゆるくて温かい空間が魅力の沖縄風軽食屋さん。

店主が一人で切り盛りする小さな店ですが、メニューは充実しています。特におすすめは「ソーキそば」と「ラフテー丼」。丁寧に仕込まれた沖縄のローカルフードは、どれも滋味深い味わいです。

手作りの「ジーマミー豆腐」や「サーターアンダギー」もぜひ試してみて。不定期で開催されるオキナワミュージックのライブも、お店の魅力のひとつ。

ゆったりとした時間の流れる中で、おいしい食事と音楽を楽しめる。まさに沖縄の「パーラー」を名古屋で体験できる、素敵な場所です。

住所:愛知県名古屋市西区那古野2丁目16-7
電話番号:052-755-8839
営業時間:火〜金曜日 11:30〜14:00、18:00〜21:00、土曜日 12:00〜21:00、日曜日 12:00〜15:00
定休日:月曜日

flutto

flutto
flutto(筆者撮影)

fluttoは、名古屋めしを代表する「あんかけスパゲッティ」専門店です。

あんかけスパゲティとは、太めのスパゲティに濃厚なあんがかかった、名古屋独特の料理。fluttoのあんかけは、昔ながらの味わいを大切にしつつ、独自のアレンジを加えた逸品。スパイシーな風味とコクのあるあんは、食欲をそそります。

ミラカン(¥1,000)
ミラカン<1,000円>(筆者撮影)

ランチタイムには、日替わりのおかずやサラダがセットになったお得なメニューも。地元の方々に愛され続けている理由が分かる、素朴で温かみのある味わいです。

私も県外から友人が来たときには必ず連れていくほどおすすめのお店の一つ!名古屋の食文化を体験したいなら、fluttoのあんかけスパゲティは外せません。元気をもらえる一皿を、ぜひ味わってみてください。

住所:愛知県名古屋市西区那古野1-13-13
営業時間:11:00~15:00
定休日:土曜・日曜・祝日

芒種

芒種
芒種(筆者撮影)

円頓寺商店街を歩いていると、「ベビー用品のアオヤマ」という看板に目を引かれます。でも、小さな立て看板を見逃さないでください。実は、ここが隠れ家パン屋さん「芒種(ぼうしゅ)」なんです。

店内に入ると、パンの香りと共に優しい店主さんが出迎えてくれます。種類は多くありませんが、一つ一つ丁寧に焼かれたパンが並んでいます。

「クリームパン」は、シンプルながら奥深い味わい。「クランベリー」のハード系パンは、噛むほどに味が引き立ちます。特に「ナッツスティック」は、歯ごたえのある生地にナッツがたっぷり。まるで木の棒のような見た目ですが、香ばしさが絶品です。

店主さんの温かい人柄が感じられる、素朴で心のこもったパンたち。円頓寺散策の際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

住所:愛知県名古屋市西区那古野1-35-16 1階
営業時間:11:00~18:00 (売り切れ次第終了)
定休日:火曜・水曜

little flower coffee 那古野店

little flower coffee 那古野店
little flower coffee 那古野店 ※写真右(筆者撮影)

円頓寺商店街のすぐそばに2023年5月にオープンした「little flower coffee 那古野店」は、地元民の私もよく立ち寄る隠れた名店です。瀬戸市の人気店の2号店で、名古屋では珍しいコーヒースタンドスタイル。カウンターでバリスタとの会話を楽しみながら、瀬戸市の本店で自家焙煎された豆を使ったスペシャルティコーヒーが味わえます。

イチオシは那古野店限定の「ムースサブレ」。口どけなめらかなムースをチョコレートでコーティングし、自家製ジャムとサクサクのサブレでサンドした新食感スイーツです。バニラ、フレイズ、チョコレートの3種類があり、どれも絶品。

店内では瀬戸焼の作品や焼菓子、オリジナルブレンド豆も販売しています。

住所:愛知県名古屋市西区那古野1-2-16 &tree C
営業時間:月〜土曜日 10:00〜19:00 日曜日 10:00〜17:00
定休日:不定休

伊勢茶 mirume

伊勢茶 mirume
伊勢茶 mirume(筆者撮影)

円頓寺商店街の一角にある「伊勢茶 mirume(いせちゃ みるめ)」は、本格的な伊勢茶を楽しめる名店です。2021年5月にオープンしたこの日本茶カフェは、三重県の茶農家の息子さんがプロデュースしています。

1階の物販スペースでは、こだわりの茶葉やティーバッグを販売。2階のカフェスペースでは、芳醇なかぶせ茶や珍しい玉緑茶など、個性的な5種類のお茶を萬古焼の急須で楽しめます。和菓子やチーズケーキとのペアリングもおすすめです。

特に注目なのは、オフィスワーカー向けの「朝ボトル」サービス。300円で水出し緑茶のボトルを受け取り、最大3回まで楽しめる eco-friendly な取り組みです。伊勢茶の魅力を日常に取り入れられる、新しい名古屋の楽しみ方を提案しています。

住所:愛知県名古屋市西区那古野1-36-57
営業時間:8:00〜10:00(朝ボトルの提供のみ)、11:00~19:00
定休日:水曜日

喫茶まつば

喫茶 まつば
喫茶まつば(筆者撮影)

円頓寺商店街にある「喫茶まつば」は、名古屋市内で最も古い喫茶店として知られる私のお気に入りの場所です。1933年創業のこのお店は、名古屋めしの代表格「小倉トースト」の発祥地としても有名。
実は、まつばのルーツは1921年創業の「喫茶満つ葉」。そこで生まれた小倉トーストの製法を、まつばが今も忠実に受け継いでいます。元々はぜんざいとバタートーストを組み合わせた学生の食べ方から生まれたという、興味深い誕生秘話も。

2018年にリニューアルした店内で、100年の歴史を感じながら本場の小倉トーストを楽しめます。最近では「小倉トーストタルト」という土産菓子も登場し、名古屋の味が全国に広がっています。名古屋の食文化を体験したいなら、まつばは外せません。

住所:愛知県名古屋市西区那古野1-35-14
営業時間:8:00~18:00
定休日:水曜日

なごのや

なごのや
なごのや(筆者撮影)

円頓寺商店街にある「なごのや(旧西アサヒ)」は、80年以上の歴史を持つ名店です。この喫茶店は、2015年にリニューアルし、喫茶・食堂・民宿の3つの顔を持つユニークな場所に生まれ変わりました。

1階の喫茶スペースでは、名物の「タマゴサンド」は絶対に外せません。ふわふわのタマゴときゅうりのからしマヨネーズが絶妙なハーモニーを奏でる一品です。

エスニック料理も充実しており、昼はカフェ、夜はお酒と料理を楽しめる多彩な魅力があります。さらに、2階はリーズナブルな価格のゲストハウスになっているんです。

不定期で開催されるライブイベントも要チェック。レトロな雰囲気と新しい息吹が融合した「なごのや」は、名古屋の新旧の魅力を一度に体験できる素敵なスポットです。

住所:愛知県名古屋市西区那古野1-6-13
営業時間:11:00 – 18:00(L.O. 17:00)
定休日:不定休

BAR DUFI

BAR DUFI
BAR DUFI(筆者撮影)

地元民の私が普段遣いでよく訪れるスペインバルが「BAR DUFI」です。2010年にオープンして以来、名古屋のバル文化を牽引してきました。

店内は開放的な雰囲気で、ランチタイムからバータイムまで幅広い時間帯で利用できます。メニューの特徴は、リーズナブルな価格設定。ワインはグラス280円から楽しめ、本格的なパエリアやイベリコ豚の生ハム(ベジョータ)も1,000円以下で提供しています。

黒板に書かれた日替わりメニューからお好みの料理を選び、気軽に乾杯できるのが魅力です。少人数でも大人数でも気兼ねなく利用できるため、待ち合わせや仕事帰りの一杯にもぴったり。

オーナーの水野さんが手がける他の飲食店と共に、円頓寺エリアの活性化にも貢献しています。特に秋に開催される「円頓寺秋のパリ祭」は、街全体がパリの雰囲気に包まれる人気イベントです。BAR DUFIを中心に、おしゃれで活気あふれる円頓寺商店街の魅力を存分に味わえる、名古屋の新しい顔となっています。

住所:愛知県名古屋市西区那古野1-20-1
営業時間:水〜金曜日 18:00 – 22:00 土曜日 17:00 – 22:00 日曜日 17:00 – 21:00 
定休日:月曜日・火曜日 ※月曜日もしくは火曜日が祝日の場合は、水曜日休み

タカ飯店

タカ飯店
タカ飯店(筆者撮影)

「タカ飯店」は、2023年8月10日(木)にオープンした町中華です。
名古屋名物の台湾まぜそばブームの火付け役で発祥のお店「麺屋はなび」の総大将である新山直人さんがプロデュースしたこの町中華は、深夜までやっており、美味しい中華がお手頃価格で食べられるので仕事帰りに寄ることも度々。

もちろん地元の方だけでなく、観光で訪れた方にも自信を持ってオススメできるお店です!

オススメはなんと言ってもチャーハン!玉子、豚肉、ネギというシンプル具材ながら、絶妙な鍋さばきで作られる王道チャーハンの食感はパラパラのふわふわ。ビールと合わせるだけで至福の一時が過ごせます。

日常使いにも飲んだ後の二軒目にもおすすめなタカ飯店。円頓寺商店街を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。

住所:愛知県名古屋市西区那古野1-21-21 ハモニカ荘 1F
営業時間:18:00 – 0:00 
定休日:火曜日

四間道エリア

うなぎ家 しば福や

しば福や
うなぎ家 しば福や(筆者撮影)

四間道にある「うなぎ家 しば福や」は、私が県外から来た知人をもてなす特別な日に選ぶお店です。2019年にミシュランのビブグルマンに掲載された、名古屋が誇る名店です。

ここでは、うなぎ養殖のプロが目利きした最高峰の青うなぎを使用。一般的なうなぎより柔らかく、脂がのった濃厚な味わいが特徴です。熟練の職人が丁寧に焼き上げるため、外はカリッと、中はふわっとした絶妙な食感を楽しめます。

ひつまぶし
ひつまぶし <5,100円>(筆者撮影)

江戸時代から続く街並みに溶け込む古民家を改装した店内は、木のぬくもりを感じる落ち着いた空間。カウンター席もあり、女性一人でも気軽に利用できます。

名古屋観光の締めくくりに、この上質なうなぎを味わうのはいかがでしょうか。特別な日の思い出に、きっと花を添えてくれるはずです。

住所:愛知県名古屋市西区那古野1-23-10
営業時間:
11:30~14:30
17:30~20:30
定休日:火曜日・第2・第4水曜日

AND PLUS ❛SHARE❜ OFFICE+COFFEE

AND PLUS 'SHARE' OFFICE +COFFEE
AND PLUS ‘SHARE’ OFFICE +COFFEE(筆者撮影)

四間道エリアにある「AND PLUS ❛SHARE❜ OFFICE+COFFEE」は、私がよく足を運ぶスタイリッシュなカフェです。1階がカフェ、上階がシェアオフィスという斬新な構成が特徴的です。

ここの目玉は「ナンバーコーヒー」。苦味、酸味、コク、スッキリ感を数値化した25種類のコーヒーから、気分や好みに合わせて選べます。常連の私は月額3,800円のサブスクを利用していますが、もちろん単品購入も可能です。初めての方も気軽に立ち寄れるので安心してください。

内装は鉄筋コンクリートと木の温かみが融合したスタイリッシュながら居心地の良い空間。

コーヒー好きの方はもちろん、新しい働き方に興味がある方にもおすすめ。一杯のコーヒーがワークスタイルを変える、そんな体験ができる場所です。

住所:愛知県名古屋市西区那古野1-19-4
営業時間:9:00~18:00
定休日:土日祝

喫茶ニューポピー

ニューポピー
喫茶ニューポピー(筆者撮影)

四間道にある「喫茶ニューポピー」は、近ごろ若い女性を中心に人気が沸騰しているレトロ喫茶。2019年にオープンしたこのお店は、昭和の純喫茶を現代風にアレンジした魅力的な空間です。特に2階のロフト席は、レトロでロマンチックな雰囲気が抜群です。

コーヒーは深煎りの「ポピーブレンド」と浅煎りの「ニューポピーブレンド」から選べます。個性的なメニューも魅力で、特におすすめは「鉄板小倉トースト」。熱々の鉄板に冷たいアイスクリームをのせた斬新な一品です。

また、コーヒーで炊いたライスを使用した「ポピーのカレーライス」も絶品。名古屋らしいモーニングサービスもあり、朝から夜まで楽しめる新しい形の喫茶店文化を体験できます。

住所:名古屋市西区那古野1-36-52
営業時間:月〜木、日曜日 8:00〜18:00 金、土曜日 8:00〜22:00
定休日:不定休

あわせて行きたい!四間道を散策

四間道
四間道(筆者撮影)

四間道エリアは、円頓寺商店街から徒歩圏内にある歴史的な街並みです。江戸時代、火災の延焼を防ぐために道幅を四間(約7メートル)に広げたことが、その名の由来となっています。

当時の面影を残す古い町家は、現在ではおしゃれなカフェやレストラン、雑貨店などに生まれ変わり、多くの人々を惹きつけています。石畳が続く路地裏を散策すれば、まるでタイムスリップしたかのような非日常体験を楽しむことができるでしょう。

まとめ|円頓寺商店街でノスタルジックな旅を楽しもう!

名古屋駅から徒歩圏内という好立地ながら、どこか懐かしい雰囲気が漂う円頓寺商店街。400年以上の歴史を持つこの商店街は、時代の流れとともに、その姿を変えながらも、人々に愛され続けてきました。

近年では、シャッター商店街から復活を遂げ、新たな魅力が加わったことで、再び注目を集めています。レトロな雰囲気の中で、グルメやショッピングを楽しんだり、昔ながらの人情に触れたり、円頓寺商店街には、忘れかけていた大切なものに気づかせてくれる、そんな魅力が詰まっているのかもしれません。

名古屋を訪れた際には、ぜひ円頓寺商店街にお越しください。きっと、忘れられない思い出となるでしょう。

この記事のライター
TABIAJI -旅味- 編集部

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