【カップルで行きたい!】長崎旅行1泊2日のモデルケース:二人の距離が縮まるオススメプランをご紹介

稲佐山の夜景 地域別ガイド

長崎といえば、異国情緒あふれる街並み、豊かな歴史、そして絶品グルメが魅力の都市です。
1泊2日の短い旅行でも、カップルで楽しめる魅力がたくさん詰まっています。今回は、筆者の実際の宿泊体験とインターネットで人気の観光地の調査を元に、ロマンチックで思い出に残る長崎旅行プランをご提案します。

1日目のプラン

午前:長崎空港到着〜長崎駅へ移動

さあ、旅の始まりです。
長崎空港に到着したら長崎駅に向かいます。長崎空港から長崎駅までは「長崎空港リムジンバス」が便利。(大人1,200円・子ども600円)
所要時間45分ほどで市街地まで行くことができます。本数も多いため利用しやすいでしょう。

バス時刻表:https://nagasaki-airport.jp/access/bus/timetable/bus_nagasaki.php

長崎駅に到着したら、まずはホテルに荷物を預けましょう。筆者が泊まったのは、2024年1月に開業したばかりの長崎マリオットホテル。外資マリオット系列のホテルです。
開業したばかりなので外観・内装ともにとても綺麗でゴージャス。JR長崎駅直結なので観光にもとっても便利なホテルです。

長崎マリオットホテル外観イメージ
長崎マリオットホテル(外観イメージ)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000898.000011305.html

【長崎マリオットホテル】
住所:〒850-0058 長崎県長崎市尾上町1−1
公式サイト:https://www.marriott.com/ja/hotels/ngsmc-nagasaki-marriott-hotel/overview/

昼食:中華街で長崎ちゃんぽんを堪能

ホテルに荷物を預けたら横浜中華街、神戸南京町と並ぶ日本三大中華街である長崎新地中華街へ♪

長崎に来たからには絶対に食べておきたいのは「長崎ちゃんぽん」ですよね。
オススメのお店は1946(昭和21)年からの長い歴史を持つ江山楼です。

江山楼のちゃんぽん
江山楼のちゃんぽん(筆者撮影)

江山楼のちゃんぽんは新鮮な具材とモチモチの麺が濃厚なスープに絡んでとっても美味しいです。一見ボリューミーですがしつこくないので女性でもするすると食べ進められます。
他のメニューも美味しい中華料理ばかりなので食べすぎ注意です!

関連記事:
長崎ちゃんぽんを食べるならココ!おすすめ11選|人気店からお取り寄せまで徹底解説
https://tabiaji.com/region/133/

【中国菜館江山楼】
住所:〒850-0842 長崎市新地町13-13
公式サイト:http://www.kouzanrou.com/shop.html

午後:グラバー園と大浦天主堂

お腹もいっぱいになったら長崎を散策しましょう!長崎には歴史的に重要な観光地がたくさん。
中華街からほど近いグラバー園と大浦天主堂を回ってみましょう。

グラバー園
田附宏秀, CC BY 3.0 https://creativecommons.org/licenses/by/3.0, via Wikimedia Commons

【グラバー園】
住所:〒850-0931 長崎県長崎市南山手町8−1
営業時間:8:00〜18:00(季節により変動あり)
入園料:一般:620円/高校生:310円/小・中学生:180円
アクセス:長崎駅前から路面電車(崇福寺行)で約7分、新地中華街で乗換(石橋行)で約4分、大浦天主堂下車徒歩約7分、長崎駅前南口バス停からバスで約10分、グラバー園バス停下車徒歩約7分
公式サイト:https://glover-garden.jp/

ここがポイント!

  • 西洋建築と日本庭園が融合した美しい景観
  • 四季折々の花々が咲き誇る美しい庭園にうっとり
  • 園内には「ハートストーン」と呼ばれる石があり、この石に触れて願い事をすれば恋が叶うという伝説があります。恋愛成就のパワースポットとしても知られています。二人で触れてみては?
大浦天主堂
Masoud Akbari, CC BY-SA 3.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0, via Wikimedia Commons

【大浦天主堂】
住所:〒850-0931 長崎県長崎市南山手町5−3
拝観時間:8:30〜18:00(11月〜2月は17:30まで)
拝観料:大人1,000円、中高生400円、小中学生300円
アクセス:JR長崎駅から路面電車に乗り、「大浦天主堂下」電停で下車。徒歩約3〜5分。
公式サイト:https://oura-church.jp/

ここがポイント!

  • 国宝にも指定された教会建築!
  • ステンドグラスの美しさは必見
  • 周辺エリアの南山手エリアは、かつての外国人居留地であり、異国情緒あふれる街並みが広がっています

夕方:稲佐山からの夜景

暗くなってきたら長崎のランドマークである稲佐山に夜景を見に行くのはいかが?
この山は夜景鑑賞の人気スポットとして知られており、その美しさから「1000万ドルの夜景」とも称されています。稲佐山からの夜景は、函館山(函館市)、摩耶山掬星台(神戸市)と共に「日本三大夜景」に数えられ、さらに2021年にはモナコ、上海と共に「世界新三大夜景」にも選ばれているんです。

ロマンチックな夜景で二人の距離がグッと近づきますよ。

稲佐山の夜景
稲佐山の夜景
Yurinokuni, CC0, via Wikimedia Commons

【稲佐山展望台】
住所:〒852-8011 長崎県長崎市大浜町364 稲佐山公園
営業時間:
・ロープウェイ・スロープカー/9:00~22:00
・展望台/9:00~22:00(屋上展望所は24時間開放)
※ロープウェイ・スロープカーの営業終了時間に閉鎖されます。
料金:ロープウェイ往復 大人1,250円/中高校生940円
アクセス:
ロープウェイ利用の場合
JR長崎駅前より長崎バス3、4番系統(下大橋・小江原・相川行)ロープウェイ前バス停下車徒歩約3分、ロープウェイ淵神社駅よりロープウェイ搭乗で約5分
スロープカー利用の場合
稲佐山中腹駅より搭乗で約8分
公式サイト:https://www.inasayama.com/

ここがポイント!

  • 日本三大夜景に選ばれた絶景スポット
  • 18:00頃からが夜景鑑賞のベストタイム
  • 展望台内のカフェで、夜景を見ながらロマンチックなひとときを

ディナー:地元の海鮮料理

長崎は、その地理的特性から、新鮮で多様な魚介類が豊富に水揚げされる海の恵みの宝庫です。
夕食は、地元の新鮮な魚介類をいただける亜紗さんで美味しいご飯とお酒を楽しむのがオススメです。
1日目を振り返りながら楽しい夜を過ごしましょう。

【亜紗 本店】
住所:〒850-0056 長崎県長崎市恵美須町4−8
営業時間:17:00 – 01:00
アクセス:長崎電気軌道3号系統桜町 桜町駅から27m
公式サイト:https://www.nagasaki-asa.com/izakaya-asa

ここがポイント!

  • 長崎の魚介類を使ったお刺身は鮮度抜群の美味しさ
  • 店内はアットホーム。カウンターやテーブルで肩ひじ張らずにお食事を楽しんで
  • 長崎の地酒も豊富!

2日目のプラン

午前:軍艦島クルーズ

軍艦島(筆者撮影)

長崎マリオットホテルの美味しい朝食を食べてエネルギーをチャージしたら、本日のメインイベント軍艦島クルーズへ出発です。かつて「東洋のマンハッタン」と呼ばれた世界遺産・軍艦島。
かつては立入禁止の地となっていましたが、2009年4月22日に長崎市より軍艦島上陸観光が解禁され実際に訪れることが可能になりました。

でも実は、軍艦島への上陸は誰でも自由にできるわけではありません。
上陸が許可されているのは、長崎県に認可された5社のクルーズ会社のみ。
筆者が今回利用したのは、20年以上の実績を持つ「やまさ海運」です。

しかし、注意が必要なのは天候条件。波が高かったり、強風の場合は安全のため上陸できないことがあります。その際は島の周りを船で一周する周遊クルーズとなりますが、それはそれで軍艦島の迫力ある一面を見ることができます。

軍艦島(筆者撮影)
筆者は運よく上陸ができました


【やまさ海運(長崎港ターミナル)】
住所:〒850-0035 長崎県長崎市元船町17−3
運行スケジュール:1便 8:15〜/2便 12:00〜
料金:大人 4,500円、小学生 2,250円(ほか長崎市施設使用料・軍艦島上陸料である310円がかかります)
所要時間:約3.5時間
予約:下記公式サイトからオンライン予約推奨
公式予約サイト:https://order.gunkan-jima.net/yamasa

ここがポイント!

世界遺産に登録された廃墟の島を実際に歩いて見学できる
ガイドによる詳しい説明で、島の歴史や背景が学べる
荒天時は欠航の可能性があるので、前日に確認が必要

昼食:ニッキーアースティンのトルコライス

軍艦島から帰ってきたらお腹もペコペコ。長崎名物であるトルコライスをニッキーアースティンでいただきます。

トルコライスとは、カツやピラフ、スパゲティなどが一皿に豪華に盛られた、長崎で生まれた洋食のワンプレートランチ。まさに「大人のお子様ランチ」と言っていい佇まいです。

ニッキーアースティンのトルコライス(筆者撮影)

【ニッキー・アースティン 万屋町店】
住所:〒850-0852 長崎県長崎市万屋町4−11 今村ビル 2階
営業時間:11:00~21:00
アクセス:めがね橋駅から197m

ここがポイント!

  • 長崎名物「トルコライス」の人気店
  • ピラフやスパゲティ、ハンバーグなどが一皿に盛られた、ボリューム満点の一品
  • レトロな雰囲気の店内で、ノスタルジックな長崎を感じられる

午後:出島散策

まだ帰る前に少し時間がある!そうしたら出島を観光するのはいかがでしょうか。
出島は、江戸時代に長崎に築かれた日本初の本格的な人工島です。

【出島】
住所:〒850-0862 長崎県長崎市出島町6-1
開館時間:8:00〜19:00(12月〜2月は18:00まで)
入場料:大人520円、高校生200円、小中学生100円
アクセス:長崎電気軌道「出島」電停すぐ
公式サイト:https://nagasakidejima.jp/

ここがポイント!

  • 江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気
  • 復元された建物内部の見学も可能
  • 当時のオランダ商人たちの暮らしが肌身で感じられる

お土産購入と帰路

旅もそろそろ終わりが近づいてきました。名残惜しいですがお土産を買って帰路につきます。
お土産はアミュプラザ長崎で買うのがオススメ。JR長崎駅に直結しておりアクセスもよいのでギリギリまでお土産に悩むことができますね(笑)

【アミュプラザ長崎】
住所:長崎県長崎市尾上町1-1
営業時間:10:00〜21:00(店舗により異なる)
アクセス:JR長崎駅構内

ここがポイント!

  • カステラや角煮まんじゅうなど、長崎の名物が勢揃い
  • 最後の最後まで長崎を満喫できる

おすすめスポット・体験の補足情報

旅行する季節によってはより長崎を楽しめるイベントが開催されていることもありますので、ぜひ情報を調べてみてください。

  • 長崎ランタンフェスティバル(毎年2月上旬〜下旬) 中国の旧正月にあわせて開催される、幻想的な光の祭典
  • 長崎帆船まつり(毎年4月下旬) 日本国内外から帆船が集結する、華やかなイベント

旅の際のアドバイス

  • 移動は主に路面電車を利用すると便利。1日乗車券(大人600円)がおすすめ。
  • 坂の多い街なので、歩きやすい靴は必須。
  • 夏は非常に暑くなるので、日よけと水分補給を忘れずに。
  • 冬は意外と寒いので、防寒対策も忘れずに。

カップルにおすすめの長崎1泊2日旅のまとめ

この1泊2日のプランで、長崎の魅力を存分に味わえるはずです。
異国情緒あふれる街並み、豊かな歴史、そして絶品グルメ。これらを二人で体験することで、きっと絆も深まることでしょう。長崎は、カップルにとって、思い出深い旅行先となること間違いありません。

長崎は、1泊2日では足りないほど魅力的な観光地!もし延泊できるならハウステンボスに行くのもいいですね!

ぜひ、この記事を参考に、素敵な長崎旅行を楽しんでください。二人の距離がグッと近づきますよ♪

この記事のライター
TABIAJI -旅味- 編集部

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